クリスマスも間近でいろいろ予定も立て込んでいるのですがそれらが一気に吹き飛んだ我が家です・・・・。
というのも、
It was the longest day of my life・・・・・だったんですよ。
先週土曜日の午後だんな様が腹痛を訴え始めました。ここのところ忙しかったし急に寒くなったし、と最初は胃腸が疲れてきているのでは、と市販薬を飲んで休んでいました。夕方になって、悪化しているので病院にいって薬をもらおうということに。
アメリカの医療システムは日本とシステムが違います。基本的に予約制でホームドクターを決めて健康診断から風邪などすべてを診てもらったり、例えば大怪我や専門医に見てもらうべき時は専門医に紹介してもらうのが本来。ですが普段我が家の場合ホームドクターは決めず心配事はそれぞれの専門医に見てもらったりしています。
今回のような急病の場合はImmediate careという予約無しで見てもらえる(多分通常のホームドクターより割高)なクリニックがあるので我が家は普段そこにお世話になっています。
そちらのクリニックに行って診察をしてもらうと、「虫垂炎の疑いが強いので今すぐ、ERに行って下さい」とのこと。
ERとはアメリカの人気ドラマですっかりメジャーになりましたが救急治療室の意味。日本で言うなら救急車が着くようなところです。
日本だったら無料の救急車で搬送してくれるところでしょうがここはアメリカ。救急車はもちろん有料、$500(約5万円)以上かかるそうです。なので本当の生死にかかわるような人くらいしか利用しません。ゆえに、私が運転していくのです・・・。
19時ごろ辿り着き順番を待ちます。単なる消化器系トラブルと思っていた我々はかなり動揺。アメリカは任意の健康保険制度なので保険に入っているかが何より病院にとって重要なこと。診察より保険の照合や事務手続きが優先事項です。
通されたのはまさにER.ドラマみたいでした。あのままです。ERのドクターやナースはどらまよろしく絶対小気味いいトークしているに違いありません!日本とはああいう場での振る舞いが文化的に違うのです。私も散々「ジーンズかわいいどこで買ったの?」とかそんなノリです。PCで靴を見ているナースもいたし・・・。
まあ、あの不真面目な感じが今の状況が大したことではない、という安心感につながったりもするのですが。
そして数時間の検査の結果やはり虫垂炎と診断され翌日の手術が決定しました。翌日曜日、朝の手術なのですが雪です。10年ぶりの寒波が来ているらしく今週は氷点下の上に雪となるそう。小雪ちらつく中、病院に息子とともに到着。
手術は滞りなく予定通り進みます。手術を待つ間外を眺めれば粉雪が強風のため横にふっています。吹雪で視界がほとんどない状態。その日午後からどうしてもはずせない仕事が入っていた旦那さま。手術により本人がいけないことが確定したので急遽変わりに私がお詫びに伺う予定にしていました。院内のテレビを見れば続々と通行止めを伝えています。チェーン、持ってません。(一応雪OKというタイヤだけど)家に帰れるかもわからないのにだんな様の代打もとは・・・相当参ってました。崖っぷちです。
お昼過ぎに無事手術を終えて病室に戻った旦那さま。麻酔が覚めるや否や仕事のお詫び電話をすると・・・雪のため仕事キャンセルとなりました!思わず歓喜の声、あげてしまいました。後は今夜どうするかを考えるばかり。頭痛が半減しました。
虫垂炎の手術、日本だと数日から数週間入院するのが普通のようですが医療先進国アメリカ、どこまでも合理的に「日帰り」です。もちろん術後が芳しくないと入院は続きますが。
日没近い17時ちょっと前、退院許可が出ました。でもすごい雪。家族三人泊まっていって明日帰ってもいいし、今日帰ってもいいよ、と先生・・・。自己責任です。ビバ☆アメリカ!
だんな様の帰りたいとの希望により意を決して、既に氷と化した道路で家路につきます。途中、院外処方のためドラッグストアにもより家に戻りました。
中西部で暮らしたころの冬体験がここでも活きました。ホント、よかった。
ストレス満載だった一日が終わり夜が明けるとやっと銀世界を楽しめる余裕ができました。
真っ白です。
積もってます。
だんな様はまだ痛いみたいだけれど食事も普通にOKだしほっと一息です。
待っていても誰も雪かきしてくれない町なので今日もがんばりました。でも周りの家はほとんどやってない。後で困っても知らないよ。
また週の後半、雪がさらに積もるよう。まだまだhardな日々は続きそうです。
息子を預かってくださったお友達、本当に本当に感謝です。ありがとうございます。
出張が多いだんな様、出張先や飛行機内でなく週末の家族がそろっている時でせめてよかったです。
やっぱり健康第一。素人判断せずに安心を買いに病院に行く、とても大事だと痛感しました。
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